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2006年11月21日 (火)

Boeing Everett

Seattleから北に車で30分走ると、そこには航空機製造メーカー”Boeing”のEverett Product Lineがあります。ここでは、主にBoeing747、767、777を生産しており、来年春からは787と呼ばれるDreamlinerの生産も予定されています。

Factory Tourと呼ばれる生産工程を見学するツアーがあり、今回の訪問はこれが目的でした。残念ながら787の生産はまだ開始していませんでしたが、単一の施設として世界最大の敷地面積、容積、屋根を持つ工場でありその大きさには驚愕しました。

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777の生産ラインを見学出来ましたが、組み立て途中の機体が縦に3機並び、さらに横に2列の計6機が並びます。胴体部分→コックピット→機内配線→胴体中部+主翼→尾翼→エンジン→ランディングギアの順で組み立てられて、一つの行程が終わると機体が次の場所へと移動します。なぜエンジンが最後に組み立てられるかお分かりですか??

このような生産ラインが3つあるのですから、世界最大の巨大工場なのも納得でした。参考までに777の横幅は64.8mですから、横に2機並ぶと単純計算でも約130mになります。また、見学デッキ内に787の1/100スケールの模型が展示してあり、簡単に最先端のハイテクを説明してくれます。写真は工場内ではなく、別棟の展示ブース内です。

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787では、素材に金属ではなくカーボンコンポジットと利用することで、機体の強度と軽量化を図り、さらにエンジンにおいても画期的な改良が加えられました。カバー部分に注目してください。カバー後部自体がにギザギザになっているのが分かると思います。このギザギザが騒音減少に一役買っているらしく、Airbus 330シリーズよりも30%も消音らしいです。(正確な数値は忘れました)

B787

機内はデザインとしての大きな変化は、窓です。大きさが1.5倍大きくなり48cmになるようです。

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生産ラインの写真を撮る事は許可されていなかったので、BoeingのHPに掲載されている写真を見てその大きさを実感してください。

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機体の生産、塗装、2回のテスト飛行(Boeingによるもの、購入先の航空会社によるもの)を終えると、この工場から世界に飛び立ちます。工場のすぐ脇に真新しいSingpore Airlinesの777-300ERが2機ほど駐機していました。

Dsc08037a

Singapore Airlinesは12月からこの777-300ERをSingapore-Paris-Zurich線に就航予定なので、これらはまさに1号機2号機なのでしょう。本来はAirbus380の予定でしたが、A380はまだテスト段階で正式な受給は未定です。

旅客機好きに限らず、誰が見ても面白いツアーだと思うのでSeattleに行った際はぜひ見学してください!!

Future of Flight:http://www.futureofflight.org/

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コメント

すごい!飛行機つくることろ見ることできるの!
あまり想像できないな。車とは大きさが違うしな。
シアトルに行くことがあれば見に行きます!

投稿: ai | 2006年11月22日 (水) 07時17分

aiさん、
本当に想像を絶する大きさです。飛行機もやはり組み立てて作っているんだと実感できます。旅客機で窓が無い席があるのは、機体と機体の継ぎ目のためなんだと実感しました。(本当かどうかは分かりませんが、場所的には一致します)

投稿: パサデナ人 | 2006年11月28日 (火) 07時20分

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