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2006年9月14日 (木)

Aileron

飛行機が飛ぶ、飛行中に曲がる。大人でも意外と知ってそうで知らない事だと思います。飛行機が嫌いな人、今でも飛ぶのが信じられない人は科学的に仕組みを知ると興味を持つかもしれません。

飛行機が飛ぶ理由、それは揚力という言葉に付きます。言うならば水の浮力、空の揚力と思って下さい。エンジンで前への推進力を得ますが、それだけでは飛べません。前に進むだけでは自動車と同じです。何が違うかって? それはご存知の翼です。そう、翼があれば空に飛べるのですが、実はその断面に工夫があって、そこから揚力が生まれて重い機体が浮き上がるのです。

主翼を断面で切って見ると、上面は丸く、下面は直線的となっています。簡単に言うと、上面の方が面積が広く、前から後ろまでの距離が少し長いということなんです。空気が通過すると、主翼の上面と下面でこの構造の違いから圧力の格差が生じます。(主翼の前方の同じ地点から出発した空気は、同時に主翼の後方に到達しなければいけないために、上面では下面に比べて圧力が低くなるそうです)この圧力差が、浮き上がる力、すなわち揚力として働き、機体がふわっと浮き上がっていきます。

次に、飛行機が空中でどうやって曲がるか?? について簡単に説明したいと思います。

Aileron(エルロン)という補助翼が左右にの主翼上についていて、それが作用することで機体が傾きます(バンクするといいます)。自転車で曲がるときに、ハンドルを曲げるだけでなく、体を傾けるでしょう? それと同じです。例えば、左に旋回する場合、パイロットが操縦桿を左に動かすとことで、左主翼エルロンが上がり、右主翼のエルロンが同時に下がります。左翼の揚力は下がって、右翼の揚力があがり、この力で左に傾き旋回していくのです。

実際にはRudder(ラダー)と呼ばれる垂直尾翼にある方向舵を左に飛び出させることによって、機首を左に振ることで向きを変え、さらに上記の傾きを変えることで、左に旋回していくのです。もちろん、操縦した事が無いので断言できませんし、この操作だけではないとは思いますが、あくまで簡単に説明すると上記で良いと思います。

Delta Airlines、Boeing 767-300型機の左旋回の状況を動画で記録してみました。動画を見ると、上記の説明が何となく分かって頂けると思います。

「MOV05422.MPG」をダウンロード

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